航海最終日。Break the KAT-TUN
2025.11.8
長い長い航海が終わりました。
降りた船を3人の手で壊した日。
朝、渋谷の道玄坂の長い坂を登りながら、
こんなに必死にKAT-TUNのために歩くことももうないのかなと思って視界が潤み…
グッズ会場で目一杯のKAT-TUNの軌跡を感じながら、今日が始まってしまうんだと見届ける決意を胸に抱いた。
そこからまた移動して幕張へ。
会場に着けば溢れかえるKAT-TUNを一緒に応援したhyphenの姿。
この光景も最後と思うとまた涙が溢れそうになる。
たくさんのフラワースタンド。
歴代ライブのフラッグ。
どうにかして見える形に残したくて、
普段写真にこだわらない私もシャッターを切る手が止まらなかった。
開場早々に席に着く。
スタンド席から見渡す人もまばらな会場。
メインステージには3枚の海賊船の帆が掲げられていて。
2時間かけて徐々に埋まる席を眺めながら、私が一緒に歩んだ20年間に思いを馳せるなど。
席に着いた時は眩しかった西陽もすっかり落ちたころ幕が上がった。
過去のライブ映像から始まり、そこにはこれまで何度も見てきた大好きな景色。
今日が始まる意味を理解しているからこそ、なんともない思い出のひとつひとつがとても愛おしくて、メンバーの姿が見える前から嗚咽混じりに泣いた。
ハルカナのワンフレーズと共にステージに現れた3人。
もうこの時には涙でべしょべしょだった。
海賊船のセットに相応しく、GOLDを歌い始める3人。
たくさんの感情が溢れ出して、涙が止まらなかった。
そこから始まるKAT-TUNと歩み始めた当初から大好きだった曲たち。
懐かしく、聴き馴染みのある曲たち。
6人、5人、4人、3人とグループが形を変えてもそれは彼らの曲で大好きで大切なもの。
愛おしくてたまらなかった。
演出の合間、息を整えたのも束の間…
ステージに6色のスポットライト。
当時の歌割のままに照らされる6人分のスポットライト。
久しぶりに目にするデビュー当初のRealFace。
6人時代から、送り出したり送り出す間もなかったり、それぞれいろんな思いを抱えての3回の体制変更。
その時の気持ちが当時のまま思い出させられるような、そんな時間だった。
黄色い光を眺めながらラップを聴いた時間が曲の中でいちばん涙が堪えられなかった自分に少し驚いたり…。
逆にオレンジの光を見てもどこかすっきりただ懐かしく思うだけだったり、赤の光は大切な大切な存在として暖かい気持ちで見られたり。
感情が動くのが間に合わないほどたくさんの思い出が詰まった楽曲が流れ続けて。
解散したことを感じさせないMCでいつも通りにたくさん笑って。
ほっこりまったりメンバーがわちゃわちゃするのを眺める時間が大好きだなあと思い返したら急に胸がいっぱいになって。
いつもは休憩のつもりでぼんやり笑って眺めていた高丸社長ですら愛おしくて。
ライブも後半戦。
この時間が終わるのが悲しくて怖くて嫌でたまらなかった。
DoAを歌えばあの日のベスアが蘇るし、
PERFECTを歌えばあの日のMステが蘇る。
アイドルという概念を理解して、推すという気持ちを理解した少し大人になった中高生時代、5・4人時代の思い出はやっぱり私にとって特別で。
もちろん仁くんをただかっこいいなーって言ってた6人時代も、少し距離を置いてゆとりを持って眺めてきた3人時代もそれぞれ大切なんだけど、今思うと馬鹿みたいにひとつひとつに一喜一憂してた中高生の頃の思い出は格別。
当時の思い出とともにそんな感覚を蘇らせるほどにはこの頃には心の余裕を持って見られた後半戦。
そしてhyphenみんなが大好きであろう本編最後のPRECIOUS ONE。
あまりにも幸せな時間を過ごして、どうしても次があるように思えてしまった。
また来年、3人の姿を見られる気がしてならなかった。
Peacefludaysで声出して、ハルカナでペンラ回して。
いつも通りのアンコール。
終わりが信じられていなかった…
挨拶の時間。
いつも通りの中丸くんの淡々としたトーンでの挨拶だと落ち着いて聴いていたら突然涙で言葉が詰まっていて…
15年間中丸担として生きてきて、中丸くんが泣く顔初めて見たかもしれない。
中丸くんの考えていることは本気でわからなくて、それは彼の言う「表に立つ人間」としての美学だと思うので、深く考えることも不用意に推測することも避けてきた。
その中丸くんがこんなにも感情を表に出すなんて想像を超えていて、つられてこちらも涙で息が苦しかった。
まあ急にハスラーkidとか中丸節ぶっこむので、その涙も引っ込んだけど…笑
本当にどこかで6人が交わる日が来るといいなあと思う。
3人になるタイミングで「10年後笑って6人で会いたい」みたいなこと言ってたの忘れてないので。
ふたりの挨拶も聴いて、終わりを突きつけられて…
ああ終わるんだなあ、寂しいなあなんて思いながらのお決まりの「we are KAT-TUN」
夜空に打ち上がる笑っちゃうくらい豪華な花火。
こんな思い出に残る花火、今までの人生にもこれからの人生にもきっとない。
涙で目がいっぱいになりながらの花火。
泣きながらも笑ってすっきりした気持ちで見られた。
本当のラストソング。
3人の始まりの象徴ともいえるRealFace#2
笑い合ってシャンパン開けてステージを壊す3人の姿。
長き航海の最終日、彼らが作り上げた船を彼らの手で終わらせる…
きっとこれが彼らの美学だったんだろうな。
泣いた日も笑った日も全部全部宝物。
20年間という人生のほとんどを一緒に過ごせて幸せでした。
原点にして頂点。
世界でいちばん大切なKAT-TUN。
たくさんの思い出を心の中の宝箱にそっとしまって…
長い間、本当にありがとう。
ずっと大好きです。